阪大消化器内科入局のご案内・入局者の声

 大阪大学消化器内科では、関連施設として大阪府下および阪神間の約40の代表的な病院を網羅し、最良の研修を提供しております。このページでは、阪大消化器内科関連病院で研修中の若手医師の声を掲載しております。入局をお考えの方はぜひ参考にして下さい。熱意ある若手医師の参加をお待ちしております。

過去の入局者の声はこちら

後期研修医


fukutomi

福富 啓祐 (ふくとみ けいすけ)

卒業年 平成23年(大阪大学)
平成23-24年 国立病院機構大阪医療センター 勤務(前期研修)
平成25年- 国立病院機構大阪医療センター 勤務(後期研修)

 私は平成23年に大阪大学を卒業し、大阪医療センターで初期研修後、同院消化器内科で後期研修をしています。
 私が消化器内科を志望したのは、多彩な疾患を対象とし、超音波、内視鏡等による診断学から内視鏡治療、エコー下処置(ドレナージ、穿刺・焼灼)、化学療法等の治療、急性疾患(緊急検査・治療、ICU管理)、慢性疾患(外来診療含む)、緩和ケアに至るまで幅広く診療できることが魅力と感じ、また消化器癌の診療にも興味があったためです。学生実習、初期研修では手技から学術面までにおいて活躍される指導医・先輩レジデントを目の当たりにし、人柄や雰囲気にも親和性を感じ入局を決めました。
 消化器内科は診断から治療までの獲得すべき知識・手技の量は膨大で、症例数は多く、レジデントとしての日々はマラソンを走り続けるようにはじめは辛い面もありますが、指導医・先輩に教わりながら次第にできる手技、知識が増え、ランナーズ・ハイの様に楽しくなり充実しています。後期研修はハードですが、将来的には様々な専門に分かれ多様な働き方ができるのも消化器内科の魅力と思います。内科学が好きな方にも手技を身につけたい方にも消化器内科をお勧めします。


wakahara

若原 佑平(わかはら ゆうへい)

卒業年 平成21年(島根大学)
平成21-22年 大阪市立総合医療センター 勤務(前期研修)
平成23-25年 大阪市立総合医療センター 勤務(後期研修)
平成26年- 大阪府立急性期・総合医療センター 勤務

 私は平成21年に島根大学を卒業した後、大阪市立総合医療センターで初期・後期研修を終え、現在は大阪府立急性期・総合医療センターで勤務しております。大阪大学消化器内科学に入局したのが卒後6年目と遅かったのですが、基幹病院に配属して頂き日々内視鏡治療に従事しております。
 消化器内科を選択した理由は、上・下部消化管内視鏡検査、腹部エコーなどの日常検査から疾患を拾い上げ、治療に移行するだけでなく、腹痛・嘔吐・吐下血などの様々な消化器緊急症状から診断・治療できるところに魅力を感じたためです。
 当センターは大阪府南部の救急・地域医療の一翼を担う基幹病院のため、数多くの救急症例・検査数を有し、その中で優れた指導医の元、ERCPやESDなど幅広く内視鏡治療を経験でき充実した日々を過ごしております。
 消化器内科に興味のある先生方や、内科志望で選択科に迷われている先生方は是非とも消化器内科に入局して頂き、一緒に働けることを楽しみにしています。


sugimoto

杉本 彩(すぎもと あや)

卒業年 平成22年(大阪大学)
平成22-23年 国立病院機構大阪医療センター 勤務(前期研修)
平成24-26年 国立病院機構大阪医療センター 勤務(後期研修)
平成27年- 市立豊中病院 勤務

 私は、平成22年に大阪大学を卒業した後、前期・後期研修共に国立病院機構大阪医療センターで研修をさせて頂きました。現在は、市立豊中病院でスタッフとして勤務させて頂いております。
 学生実習の際、幅広い疾患を診療でき、内科の中でも消化管から肝胆膵までの様々な処置に携わることができる科であること、指導医の先生が楽しく熱心に診療を行っていらっしゃる姿勢に魅力を感じ消化器内科を志しました。
 消化器内科は緊急も多く特に研修時代は非常に忙しい日々でしたが、忙しい分、やりがいもあり、学会発表など学術的な面でもとても熱心にご指導頂きました。様々な領域を学ばせて頂いた中で特に腫瘍内科・化学療法の分野に興味を持ち、前期後期研修を終了した現在は消化器疾患に限らず、広く腫瘍を学ぶことができる市立豊中病院で癌診療を中心に診療にあたらせて頂いており、充実した毎日を送っています。
 もし進路で迷うようなことがあれば、内科を広く診療することができ、かつ専門性の高い手技や知識も身につけることのできる消化器内科をお勧めします。


uema

上間 遼太郎(うえま りょうたろう)

卒業年 平成23年(大阪大学)
平成23-24年 大阪警察病院 勤務(前期研修)
平成25年- 大阪警察病院 勤務(後期研修)

 私は平成23年に大阪大学を卒業し、大阪警察病院で2年間初期研修後、引き続き大阪 警察病院で後期研修を行っています。大阪警察病院は検査や処置の数が多く、さらに科 の雰囲気も良いので、大変充実した毎日を送らせて頂いています。
 専門科を選択する時は非常に悩みましたが、多くの手技と多彩な疾患に魅力を感じ消 化器内科を選択しました。実際、後期研修を送っている中で、今まで出来なかった手技 が少しずつ出来るようになっていく喜びは大変大きく、やりがいがあります。また、消 化器内科には良性疾患から悪性腫瘍まで幅広い疾患があり、急性期疾患を内視鏡で速や かに治療したり、時には緩和医療で患者の命と向かいあったり等、本当に何でも出来る 科だと思います。もちろん、日中は検査や処置に追われ、救急疾患や急変なども他の科 と比べて比較的多いため、時間的・体力的にはハードな科でもあります。それでも、そ れ以上にやりがいがあり充実した日々を過ごせるので、今では消化器内科を選択して本 当に良かったと思っています。
 もし、消化器内科を専門にするかどうか悩まれている先生がいれば、自信を持ってお薦めします。大阪大学消化器内科で是非一緒に頑張りまし ょう。


fukutomi

大杉 直人(おおすぎ なおと)

卒業年 平成24年(近畿大学)
平成24年 大阪府済生会千里病院 勤務(前期研修)
平成25年 大阪大学医学部附属病院 勤務(前期研修)
平成26年- 大阪府済生会千里病院 勤務(後期研修)

 私は近畿大学を卒業後、済生会千里病院と大阪大学医学部附属病院での初期研修を経て、現在は済生会千里病院で消化器内科後期研修医として勤務させて頂いております。
 もともと学生の頃より消化器内科という診療科自体に興味があったのですが、実際に研修医として働いてみて、さらにその魅力を知ることができ、自身の専攻科として志すようになりました。消化器内科の魅力のひとつとして、内視鏡などの手技が多い事があげられると思います。経験を積む事により少しずつできる手技が増えていき、より多くの検査、治療に参加できるようになっていく事は、働く上でのモチベーションになります。私の勤務する済生会千里病院では、我々のような若手にも上級医のバックアップのもとで、積極的に手技を行う機会を与えて頂けるため、とても充実した診療生活を送っています。覚えるべき手技や知識が多い分、体力的にはややハードな面もありますが、その分やりがいもあります。
 内視鏡などの手技に興味があり、急性期から慢性期まで幅広い疾患の診療に従事したいとお考えの先生は、ぜひ消化器内科への入局をお勧め致します。