大阪大学 消化器内科学 自主臨床研究
研究課題 | 腸内細菌および口腔内環境が腸管免疫系に及ぼす影響に関する研究 |
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実施期間 | 2030年3月31日まで |
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研究の対象 | 「ステロイド依存性・抵抗性の炎症性腸疾患に対する薬剤選択に関する多施設前向き観察研究」、「炎症性腸疾患の内視鏡的重症度評価における血清LRGの有用性に関する多施設前向き観察研究」、「中等症から重症の日本人潰瘍性大腸炎患者におけるベドリズマブ点滴静注治療時の腸管粘膜炎症性バイオマーカー濃度、炎症性サイトカイン濃度及び治療効果の関連」、「炎症性腸疾患の免疫、糖鎖解析による診断バイオマーカーの開発」に同意された方 |
研究目的・方法 |
本研究では、ヒトの持つ細菌叢(腸内および口腔内)が腸管免疫系・腸炎に及ぼす影響について検討することで病態に関与する細菌とその機能を見出し、炎症性腸疾患の病態解明と新規バイオマーカー・治療法の開発に繋げることを目的としています。 研究期間:研究機関の長の実施許可日から2030年3月31日まで 利用又は提供を開始する予定日:2024年9月 |
研究に用いる試料・情報の種類 |
情報:診療記録・検査データなど 試料:血液・糞便・唾液・内視鏡下生検で採取した腸組織など |
外部への試料・情報の提供 |
解析された検体情報および診療データについては、匿名化の上(あなたのお名前など個人情報をわからなくした上で)、大阪大学大学院医学系研究科消化器内科学・免疫制御学・遺伝統計学、保健学科機能診断科学、大阪大学微生物病研究所、大阪大学免疫学フロンティア研究センター免疫微生物学、大阪大学数理・データ科学教育研究センター、兵庫医科大学消化器内科学、東京大学定量生命科学研究所に提供し、炎症性腸疾患の病態解明のための免疫学的、糖鎖生化学的、微生物学的、数理学的な研究のために使用し解析を行います。本研究では、あなたの組織自体のゲノム解析(遺伝子検査)は行いません。また、本研究は、子孫に受け継がれ得る遺伝子に関する情報を明らかにする研究ではありません。外部へのデータの提供は、特定の関係者以外がアクセスできない状態で行います。対応表は、当機関研究責任者が保管・管理します。 |
研究組織 |
・研究責任者 竹原徹郎・大阪大学大学院医学系研究科消化器内科学・教授 ・研究分担者 良原丈夫・医学系研究科消化器内科学・特任助教 大竹由利子・大阪大学大学院医学系研究科消化器内科学・医員 田代拓・大阪大学大学院医学系研究科消化器内科学・大学院生 朝倉亜紀子・大阪大学大学院医学系研究科消化器内科学・大学院生 辻井悠里・大阪大学大学院医学系研究科消化器内科学・大学院生 小川美瑛・大阪大学大学院医学系研究科消化器内科学・大学院生 澤宏樹・大阪大学大学院医学系研究科消化器内科学・大学院生 ・共同研究機関 飯島英樹・大阪警察病院・消化器内科・副院長・部長 新﨑信一郎・兵庫医科大学・消化器内科学講座・教授 中村昇太・大阪大学微生物病研究所・感染症メタゲノム研究分野・准教授 鈴木 貴・大阪大学 数理・データ科学教育研究センター・特任教授 鎌田 信彦・大阪大学 免疫学フロンティア研究センター 免疫微生物学 特任教授 鈴木 貴・大阪大学 数理・データ科学教育研究センター・特任教授 |
本研究に関する 問い合わせ先 |
本研究に関するご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。 ご希望があれば、他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で、研究計画書及び関連資料を閲覧することが出来ますのでお申出下さい。 また、試料・情報が当該研究に用いられることについて患者さんもしくは患者さんの代理人の方にご了承いただけない場合には研究対象としませんので、下記の連絡先までお申出ください。その場合でも患者さんに不利益が生じることはありません。 照会先および研究への利用を拒否する場合の連絡先: 大阪大学消化器内科学 良原丈夫(特任助教) 連絡先 大阪大学消化器内科学 大阪府吹田市山田丘2-2 電話番号:06-6879-3621 研究代表者: 竹原徹郎・大阪大学大学院医学系研究科消化器内科学・教授 |


