大阪大学 消化器内科学 自主臨床研究

 
研究課題 門脈血栓症に対する血栓溶解療法の有効性
実施期間 2023年12月31日まで
研究機関 大阪大学大学院医学系研究科 消化器内科学
主任研究者 竹原 徹郎・大阪大学大学院医学系研究科消化器内科学・教授
研究目的 門脈血栓症は、肝硬変や悪性疾患、腹部の炎症性疾患などに合併する疾患です。門脈血栓の出現により、肝機能低下や食道静脈瘤の増悪をきたす可能性があるため、早急に治療を行う必要があります。門脈血栓症に対する血栓溶解療法として、様々な薬剤が用いられていますが、治療効果や血栓再発率については明らかではありません。そこで、当院で門脈血栓症に対して血栓溶解療法を受けられた患者さんを対象として、血栓溶解療法の有効性、安全性、ならびに、治療効果に関与する因子について検討を行います。
対象 2006年4月から2018年8月までに、大阪大学消化器内科で門脈血栓症に対して血栓溶解療法を受けられた方
研究方法 大阪大学消化器内科において、電子カルテから上記対象者の情報を収集・解析します。情報収集項目:年齢、性別、病歴、血栓溶解療法の種類、血栓溶解療法前後の血液検査結果 等
利用する者の範囲 大阪大学消化器内科において、大阪大学医学部附属病院のデータを利用、解析します。
試料・情報の管理について責任を有する者の氏名または名称 大阪大学消化器内科学 山田涼子
プライバシーの保護 プライバシー確保のため、患者さんが特定できないようにデータを処理した上で研究解析を行います。また、研究結果を公表する際には、患者さん個人が特定されることはありません。ご自身のデータを使ってほしくないとお考えの場合は、2019年9月末までに下記にご連絡ください。
本研究に関する
問い合わせ先
TEL:06-6879-3621 FAX:06-6879-3629
大阪大学大学院医学系研究科 消化器内科学 助教 山田 涼子