大阪大学 消化器内科学 自主臨床研究
研究課題 | 慢性膵炎、IPMNおよび膵癌における発癌促進因子の臨床的意義の解明 |
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実施期間 | 2019年7月31日まで |
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研究機関 | 大阪大学 消化器内科学(単施設研究) |
主任研究者 | 巽 智秀 |
研究目的 | 本臨床研究は、慢性膵炎、膵管内乳頭状粘液性腫瘍(Intraductal papillary mucinous neoplasm:IPMN)および膵癌患者における発癌促進に関わる因子を同定し、その意義を明らかにすることを目的としています。 |
対象 | 慢性膵炎、IPMN、膵癌患者さんを対象としています。患者年齢は20歳以上とします。(予定症例数 慢性膵炎200例、IPMN 200例、膵癌300例)。 |
研究方法 | 採血時に通常の検査に必要な量に加えて20ml余分に血液を採取させていただきます。ELISA法により血清中の可溶性MICA、FAPなどのNK活性関連分子、膵発癌促進因子を測定し、膵癌の発癌率や膵癌治療効果などの予後と臨床データとの関連について統計学的解析を行います。 |
プライバシーの 保護 |
本研究では大阪大学医学部附属病院消化器内科において診療を行う消化器疾患患者さんを研究対象とします。プライバシー確保のため、患者さんが特定できないようにデータを処理した上で研究解析を行います。また、研究結果を公表する際には、患者さん個人が特定されることはありません。また、本研究は大阪大学消化器内科学において包括同意の下収集された血清のうち、2014年8月14日以前に上記疾患を持った患者血清も対象としています(研究課題名:消化器疾患患者に由来する余剰生体試料の保管、研究代表者:竹原徹郎)。包括同意の下収集された血清の本研究への使用に同意できない方は、2014年9月30日までに当研究室までご連絡下さい。 |
本研究に関する 問い合わせ先 |
大阪大学消化器内科学 巽 智秀(医学部講師) 連絡先電話番号:大阪大学消化器内科学(06-6879-3621) |


