大阪大学 消化器内科学 自主臨床研究

 
研究課題 慢性肝疾患、肝癌及び膵癌の進展因子の解明における健康人血清の収集
実施期間 実施承認後から開始し、特に期間は設けない。
研究機関 大阪大学 消化器内科学(単施設研究)
主任研究者 巽 智秀
研究目的 ウイルス性肝炎、肝硬変、肝癌、NASH、膵臓癌などに罹患している人を疾患対象者とした臨床研究においては対照群(コントロール群)が必要です。そのため、健康人より血清を採取し、疾患対象者と健康人の間での比較検討を行います。
対象 健康人は以下の選択基準を満たし、除外基準のいずれにも該当しない者を対象とします。
(予定症例数:健康人 100例)

選択基準
1) 病歴上、現在ウイルス性肝炎、肝硬変、肝癌、NASHなどの慢性肝疾患及び膵臓癌などの悪性疾患のない者で、医師である研究者が健康人と判断できる者
2) 同意取得時の年齢が20歳以上(男女は問わない)
3) 参加について、本人から文書で同意が得られている

除外基準
1) 20歳未満の人
2) 妊娠中、授乳中、または妊娠の可能性のある女性
3) 重篤な感染症のある人
4) 重症の精神疾患を有する人
5) その他、医師である研究者が本研究への参加を不適当と判断した者

研究の対象に該当する方へ 本研究では健常人の血液を研究対象とします。プライバシー確保のため、被験者が特定できないようにデータを処理した上で研究解析を行います。また、研究結果を公表する際には、被験者個人が特定されることはありません。
本研究に関する
問い合わせ先
大阪大学消化器内科学 巽 智秀(医学部講師)
連絡先電話番号:大阪大学消化器内科学(06-6879-3621)