大阪大学 消化器内科学 自主臨床研究
研究課題 | 非特異性多発性小腸潰瘍症の内視鏡像検討とアトラス作成の試み |
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実施期間 | 2016年3月31日まで |
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研究機関 | 大阪大学医学部附属病院、岩手医科大学附属病院、慶応義塾大学病院、東北大学病院、秋田赤十字病院、自治医科大学附属病院、東京医科歯科大学医学部附属病院、東京慈恵会医科大学附属病院、NTT東日本関東病院、北里大学東病院、新潟大学医歯学総合病院、名古屋大学医学部附属病院、名古屋市立大学病院、藤田保健衛生大学病院、三重大学医学部附属病院、滋賀医科大学医学部附属病院、京都大学医学部附属病院、京都府立医科大学附属病院、大阪市立大学医学部附属病院、大阪医科大学附属病院、九州大学病院、福岡大学筑紫病院、広島大学病院、金沢大学附属病院、千葉大学病院、札幌医科大学附属病院、仙台厚生病院、埼玉医科大学病院 |
主任研究者 | 竹原徹郎 |
研究目的 | 非特異性多発性小腸潰瘍症は、小腸の中~下部に浅い多発性の潰瘍と、潰瘍による貧血を特徴とする小腸潰瘍症といわれておりますが、原因はよくわかっておりません。非特異性多発性小腸潰瘍症の内視鏡像は一部の専門医は理解しておりますが、消化器内科医の間でも知られていないのが現状であり、病気が見過ごされている可能性があります。したがって、本研究の目的は、非特異性多発性小腸潰瘍症の内視鏡画像を全国の主要施設から集め、その特徴を解析するとともに、画像アトラス(画像集)を作成し、出版することで、広くこの病気の内視鏡画像を理解してもらい、病気を早期発見することが目的です。 |
対象 | 上記施設で非特異性多発性小腸潰瘍症と診断された20歳以上の患者 |
研究方法 | 非特異性多発性小腸潰瘍症の画像(内視鏡画像、X線造影画像)を集積し、画像の特徴を解析します。同時に、臨床データ(性別、年齢、発症年齢、既往歴、家族歴、採血データ、罹患部位)を集積します。その後、画像検討会を行い、最終的に画像アトラスを作成します。 |
プライバシーの 保護 |
本研究では非特異性多発性小腸潰瘍症に罹患されている患者さんの腸管画像や臨床データを研究対象とします。 プライバシー確保のため、患者さんが特定できないようにデータを処理した上で研究解析を行います。また、研究結果を公表する際には、患者さん個人が特定されることはありません。ご自身のデータを使ってほしくないとお考えの場合は、2015年12月31日までに下記にご連絡ください。 |
本研究に関する 問い合わせ先 |
大阪大学消化器内科学 新崎 信一郎(助教) 連絡先電話番号:大阪大学消化器内科学(06-6879-3621) |


