大阪大学 消化器内科学 自主臨床研究

 
研究課題 神経内分泌腫瘍診療(診断、治療、予後)に関する観察研究
実施期間 2026年12月31日まで
研究機関 大阪大学 消化器内科学
主任研究者 竹原 徹郎
研究目的 神経内分泌腫瘍は希な腫瘍ですが、全身に発生し、消化器内科の診療領域では膵臓や消化管に多く認められます。この研究は大阪大学大学院医学系研究科消化器内科で行われる単施設観察研究です。研究目的は当科で診断や治療された神経内分泌腫瘍患者さんの臨床経過を収集し、神経内分泌診療の現状、問題点や課題点を明らかにすることです。
対象 2000年1月1日~2026年12月31日の期間に当院消化器内科で診断や治療などの診療が行われた神経内分泌腫瘍患者さん
研究方法 研究方法は診療データベースから対象患者さんを抽出し、本研究に必要な情報を収集します。収集する診療情報は、①診断時年齢、性別、並存疾患、既往歴、家族歴など、②診断日や診断方法などの診断に関連する情報、③原発臓器や腫瘍サイズなどの腫瘍に関連する情報、④治療(治療内容や治療効果)や治療に関連する有害事象に関連する情報、⑤再発や予後に関する情報で、①~⑤以外にも研究に必要な臨床経過に関与する画像/血液情報なども収集します。
利用する者の範囲 大阪大学消化器内科学において、大阪大学医学部附属病院のデータを集計・解析させていただきます。
試料・情報の管理について責任を有する者の氏名または名称 大阪大学消化器内科学 重川 稔(学内講師)
プライバシーの
保護
プライバシー確保のため、患者さんが特定できないようにデータを処理した上で研究解析を行います。また、研究結果を公表する際には、患者さん個人が特定されることはありません。情報が当該研究に用いられることについて患者さんもしくは患者さんの代理人の方にご了承いただけない場合には、研究対象にしませんので、2026年12月31日までに担当医もしくは下記までお申し出ください。
ご連絡いただいた時点以降の研究で、研究対象から除かせていただきます。
本研究に関する
問い合わせ先
大阪大学 消化器内科学 重川 稔(学内講師)
連絡先電話番号:大阪大学消化器内科学(06-6879-3621)