大阪大学 消化器内科学 自主臨床研究

 
研究課題 切除不能進行膵癌に対するゲムシタビン・ナブパクリタキセル
併用療法の治療効果、有害事象および予後の予測因子の検討
実施期間 2018年12月31日まで
研究機関 大阪大学、大阪医療センター、関西ろうさい病院、大阪警察病院、
兵庫県立西宮病院、大阪急性期・総合医療センター、大阪南医療センター、
大阪国際がんセンター、大阪府済生会千里病院、大阪労災病院、市立池田病院
主任研究者 竹原 徹郎 (大阪大学消化器内科学・教授)
研究目的 ゲムシタビン・ナブパクリタキセル併用療法は、切除不能進行膵癌に対する1次化学療法として多くの患者さんに使用されていますが、どのような患者さんに有効であるか、またどのような患者さんに有害事象が出やすいかについては明確ではありません。本研究では、切除不能進行膵癌に対するゲムシタビン・ナブパクリタキセル併用療法の治療効果や重症有害事象、予後の早期予測因子を明らかにすることを目的としています。
対象 大阪大学消化器内科学関連施設において,2015年1月より2016年9月の期間に
切除不能進行膵癌と診断された患者さんです。
研究方法 大阪大学医学部附属病院や各関連病院の電子カルテより、IDや生年月日など個人を特定できる項目を除いて情報を収集します。まず生存や治療効果、有害事象について検討します。また、化学療法の治療効果が認められた方とそうでない方の臨床情報や血液検査の推移などを比較し、治療効果の早期予測因子について検討します。また有害事象が強く認められた方とそうでない方の臨床情報や血液所見などを比較し、有害事象の早期予測因子について検討を行います。
利用する者の範囲 大阪大学消化器内科において、大阪大学医学部附属病院および各関連病院の
データを利用、解析します。
試料・情報の管理について
責任を有する者の
氏名または名称
大阪大学消化器内科学 重川 稔(助教)
プライバシーの
保護
プライバシー確保のため、患者さんが特定できないようにデータを処理した上で研究解析を行います。また、研究結果を公表する際には、患者さん個人が特定されることはありません。試料・情報が当該研究に用いられることについて患者さんもしくは患者さんの代理人の方にご了承いただけない場合には、研究対象にしませんので、下記の連絡先までお申し出ください。ご自身のデータを使ってほしくないとお考えの場合は、2017年7月31日までに下記にご連絡ください。
本研究に関する
問い合わせ先
大阪大学消化器内科学 重川 稔(助教)
連絡先電話番号:大阪大学消化器内科学(06-6879-3621)