大阪大学 消化器内科学 自主臨床研究
研究課題 | 当院における切除不能膵癌に対する化学療法の現状および 治療成績の検討 |
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実施期間 | 2018年3月31日まで |
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研究機関 | 大阪大学 消化器内科学 |
主任研究者 | 竹原 徹郎 (大阪大学消化器内科学・教授) |
研究目的 |
切除不能膵癌に対する化学療法として、ゲムシタビン単独療法、TS-1単独療法、ゲムシタビン/エルロチニブ併用療法、ゲムシタビン/TS-1併用療法、FOLFIRINOX療法(オキサリプラチン、イリノテカン、5-FU、ロイコボリン併用療法)、ゲムシタビン/ナブパクリセル併用療法などが行われていますが、どのような患者さんにどの薬剤を選択するかについて明確にはなっていません。 本研究は、当院における切除不能膵癌に対する化学療法の現状や各治療群における治療成績や有害事象などを調査し、患者さんの状態に応じてどのような治療が最適なのかについて検討することを目的としています。 |
対象 | 大阪大学消化器内科学において,2006年4月より2016年3月の期間に切除不能進行膵癌に対して入院診療を行った患者さんです。 |
研究方法 | 大阪大学医学部附属病院のカルテより、IDや生年月日など個人を特定できる項目を除いて患者さんの情報を収集します。各治療内容における治療効果や有害事象を収集し、患者さんの背景を考慮して比較検討を行います。さらに、治療内容ごとに治療が有効であった症例の背景因子や治療時の工夫などについても解析を行い、薬剤選択時に有用な因子について検討を行います。 |
利用する者の範囲 |
大阪大学消化器内科において、大阪大学医学部附属病院のデータを利用、 解析します。 |
試料・情報の管理について 責任を有する者の 氏名または名称 |
大阪大学消化器内科学 重川 稔(助教) |
プライバシーの 保護 |
プライバシー確保のため、患者さんが特定できないようにデータを処理した上で研究解析を行います。また、研究結果を公表する際には、患者さん個人が特定されることはありません。試料・情報が当該研究に用いられることについて患者さんもしくは患者さんの代理人の方にご了承いただけない場合には、研究対象にしませんので、下記の連絡先までお申し出ください。ご自身のデータを使ってほしくないとお考えの場合は、2017年7月31日までに下記にご連絡ください。 |
本研究に関する 問い合わせ先 |
大阪大学消化器内科学 重川 稔(助教) 連絡先電話番号:大阪大学消化器内科学(06-6879-3621) |


