大阪大学 消化器内科学 自主臨床研究
研究課題 | 小さい胃粘膜下腫瘍の自然史に関する多施設前向き・後向き観察 |
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実施期間 | 2016年10月30日まで |
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研究機関 | 大阪大学 消化器内科学、消化器外科学 および以下の施設 富山大学 第三内科、大阪警察病院 内科 市立札幌病院 消化器内科、静岡県立静岡がんセンター 内視鏡科 大崎市民病院 消化器科、愛知県がんセンター中央病院 内視鏡部 東京女子医科大学 消化器外科、福島県立医科大学 臓器再生外科学講座 大阪市立総合医療センター 消化器内科、岐阜大学病院 腫瘍外科 金沢医科大学、山形大学 内科学第二講座(消化器内科学) 松下記念病院 消化器外科、九州大学病院 臨床・腫瘍外科 大阪府立急性期・総合医療センター、君津中央病院 外科 厚生連高岡病院 消化器内科、筑波大学 消化器内科 国際医療福祉大学三田病院 |
主任研究者 | 竹原 徹郎 |
研究目的 | 腫瘍径2~5cmの胃粘膜下腫瘍については、CT、超音波内視鏡検査(EUS)、超音波内視鏡下穿刺吸引細胞診(EUS-FNAB)の結果により治療方針が決定されます。しかし、これら腫瘍径2~5cmの胃粘膜下腫瘍の疫学的な報告はほとんどなく、それらの診断や転帰についての前向き観察研究はありません。日常診療で目にすることの多いこれらの胃粘膜下腫瘍について、前向き・後向きにその転帰について観察しエビデンスを構築します。 |
対象 |
選択基準:以下のすべてを満たすもの 1) 登録日までに上部消化管内視鏡検査にて胃粘膜下腫瘍と診断されている(研究期間前から経過観察され登録期間中に内視鏡が再検された症例も許容する) 2) 上部消化管内視鏡検査で腫瘍径が2cm以上5cm以下と診断されている 3) 年齢20歳以上 4) 文章により患者さん本人から本研究への参加の同意が得られている 除外基準:以下のいずれかを満たすもの 1) 予後5年未満と見積もられる疾患を有する。(例えば、末期肝硬変、心筋症、活動性の進行がん、あるいは再発する可能性が高度な進行がんの治療中など) 2)その他、研究担当医師が対象として不適格と判断した患者さん (予定症例数:当院5例、全体500例) |
プライバシーの 保護 |
本研究では大阪大学および関連施設にて胃粘膜下腫瘍を有する患者さんの治療経過を研究対象とします。 プライバシー確保のため、患者さんが特定できないようにデータを処理した上で研究解析を行います。また、研究結果を公表する際には、患者さん個人が特定されることはありません。 |
本研究に関する 問い合わせ先 |
大阪大学消化器内科学 西田 勉(助教) 連絡先電話番号:大阪大学消化器内科学(06-6879-3621) |


