大阪大学 消化器内科学 自主臨床研究
研究課題 | 肝硬変合併早期胃癌患者に対する内視鏡的粘膜下層切除術の安全性および妥当性の多施設共同後ろ向きコホート研究 |
---|
実施期間 | 2014年3月31日まで |
---|---|
研究機関 | 大阪大学 消化器内科学 および以下の関連施設 市立豊中病院 消化器内科、市立堺病院 消化器内科 国立病院機構大阪医療センター 消化器科、関西労災病院 内科 大阪労災病院 消化器内科、大阪警察病院 消化器内科 箕面市立病院 消化器内科、国立病院機構大阪南医療センター 消化器科 市立池田病院 消化器内科、市立伊丹病院 消化器内科 住友病院 消化器内科、大阪厚生年金病院 内科 |
主任研究者 | 竹原 徹郎 |
研究目的 | 我が国では胃癌と肝硬変はいずれも多くの罹患者がおり、両疾患を合併する患者さんも多くみられます。内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)はその低侵襲性から、肝硬変を合併した早期胃癌患者さんに対しても広く行われています。一方、肝硬変では止血能の低下により、ESD後の短期成績やその予後については不明です。今回、多施設において肝硬変合併早期胃癌に対するESDの現状、治療成績を調査し、問題点を抽出します。 |
対象 | 大阪大学および上述の関連12施設にて1999年12月から2013年3月の期間に早期胃癌に対してESDを施行された患者さんを対象とします。試験デザインは後ろ向き観察の症例対照研究です。評価として肝硬変合併早期胃癌患者さんおよび性別・年齢をマッチさせた非肝硬変早期胃癌患者さんから対照群を選び、肝硬変合併群と非肝硬変群における以下の評価項目で短期成績および中期成績の比較検討を行います。割り付けはなしです。ID、患者名などを除いた匿名データを各施設から回収し、大阪大学消化器内科にて調査します。短期成績として後出血・穿孔を、中期成績として転帰および累積全生存率をカプラン・マイヤー法により解析します。(予定症例数:240例) |
プライバシーの 保護 |
本研究では大阪大学および関連施設にて早期胃癌に対する内視鏡的治療が施行された患者さんの治療経過を研究対象とします。 プライバシー確保のため、患者さんが特定できないようにデータを処理した上で研究解析を行います。また、研究結果を公表する際には、患者さん個人が特定されることはありません。 ご自身のデータを研究に使ってほしくないとお考えの場合には、2013年9月30日までに下記までご連絡ください。 |
本研究に関する 問い合わせ先 |
大阪大学消化器内科学 西田 勉(助教) 連絡先電話番号:大阪大学消化器内科学(06-6879-3621) |


