大阪大学 消化器内科学 自主臨床研究

 
研究課題 自己免疫性肝炎の臨床経過に関わる因子についての検討:多施設共同研究
実施期間 2018年12月31日まで
研究機関 大阪大学医学部附属病院 消化器内科
および以下の関連施設
国立病院機構大阪医療センター 消化器科、国立病院機構大阪南医療センター 消化器科
国立病院機構南和歌山医療センター 消化器科、大阪労災病院 消化器内科
関西労災病院 消化器内科、大阪警察病院 消化器内科
大阪府立成人病センター 肝胆膵内科、大阪府立急性期・総合医療センター 消化器内科
公立学校共済組合近畿中央病院 消化器内科、国家公務員共済組合連合会大手前病院 消化器内科
大阪厚生年金病院 消化器内科、県立西宮病院 内科
箕面市立病院 内科、市立池田病院 消化器内科
市立伊丹病院 消化器内科、市立豊中病院 消化器内科
市立吹田市民病院 内科、市立芦屋病院 内科
西宮市立中央病院 内科、八尾市立病院 消化器内科
東大阪市立総合病院 消化器内科、住友病院 消化器内科
NTT西日本大阪病院 消化器内科、大阪府済生会千里病院 消化器内科
明和病院 内科、大阪回生病院 消化器内科
主任研究者 竹原 徹郎
研究目的 自己免疫性肝炎の発症様式や治療反応性といった臨床経過に関わる因子を明らかにすることを目的とします。
対象 大阪大学および大阪大学関連施設において自己免疫性肝炎確診・疑診と診断されている、あるいは、新たに診断された20歳以上の成人症例で、文書により同意の得られた者を対象とします。自己免疫性肝炎確診・疑診の基準は国際診断基準によるものとします。
研究方法 診断時および治療開始前、治療開始後の経過観察時に通常診療にて定期的に血液検査を施行します。自己免疫性肝炎の診断には病理組織学的所見が重要であるため、診断時に通常は肝生検を施行させて頂きます。新たに診断された症例については、肝生検組織のうち病理組織学的検査に用いた残りの余剰分を、また既に診断されている症例については、診療の都合上保管されている余剰肝生検組織があればその余剰肝生検組織を、いずれも共同研究施設において連結可能匿名化した上で、大阪大学大学院消化器内科学に提供して頂きます。提供された余剰生体試料は大阪大学大学院消化器内科学および大阪大学医学部附属病院病理部にて保存のうえ、随時解析に使用します。余剰肝生検組織の病理組織学的解析は、大阪大学医学部附属病院病理部において行います。臨床情報調査票によって収集されたデータを集積し大阪大学大学院消化器内科学で解析を行います。
プライバシーの
保護
本研究では自己免疫性肝炎に罹患した患者さんを研究対象とします。 プライバシー確保のため、患者さんが特定できないようにデータを処理した上で研究解析を行います。また、研究結果を公表する際には、患者さん個人が特定されることはありません。
本研究に関する
問い合わせ先
大阪大学消化器内科学 宮城 琢也(助教)
           西尾 公美子
連絡先電話番号:大阪大学消化器内科学(06-6879-3621)