大阪大学 消化器内科学 自主臨床研究
研究課題 | 大腸側方発育型腫瘍の肉眼型別生物学的悪性度に関する検討 |
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実施期間 | 2018年3月31日まで |
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研究機関 | 大阪大学 消化器内科学 |
主任研究者 | 竹原 徹郎(大阪大学消化器内科学・教授) |
研究目的 | 大腸側方発育型腫瘍(LST)は、顆粒型(LST-G)と非顆粒型(LST-NG)に分別され、臨床像や遺伝子変異が異なることが報告されています。本研究では、LST-GとLST-NGの臨床病理学的特徴を検討し、生物学的悪性度の違いを明らかにすることです。 |
対象 | 2006年5月から2015年8月までに当院で内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)を行った大腸腫瘍の内、径20mm以上のLSTで病理組織学的検討が可能であった病変の患者さん78人を対象とします。 |
研究方法 | 大阪大学医学部附属病院の電子カルテより、IDや生年月日など個人を特定できる項目を除いて収集します。LST-GとLST-NGの間で臨床病理学的特徴や免疫組織学的特徴について比較検討します。具体的には病変部位、病変径、肉眼型、組織型、深達度、担癌率、癌占拠率、p53陽性率、Ki-67陽性率、ムチン産生量、粘膜下層の血管密度や線維化、腫瘍におけるiNOS・Nitrotyrosineの発現程度などについて検討します。大腸腫瘍は腺腫と癌がありますので、腺腫同士、癌同士で分けてそれぞれLST-GとLST-NGの間の特徴を比較検討します。 |
利用する者の範囲 | 大阪大学消化器内科において、大阪大学医学部附属病院のデータを利用、解析します。 |
試料・情報の管理について 責任を有する者の 氏名または名称 |
大阪大学消化器内科学 林 義人(助教) |
プライバシーの 保護 |
プライバシー確保のため、患者さんが特定できないようにデータを処理した上で研究解析を行います。また、研究結果を公表する際には、患者さん個人が特定されることはありません。試料・情報が当該研究に用いられることについて患者さんもしくは患者さんの代理人の方にご了承いただけない場合には、研究対象にしませんので、下記の連絡先までお申し出ください。ご自身のデータを使ってほしくないとお考えの場合は、2017年3月31日までに下記にご連絡ください。 |
本研究に関する 問い合わせ先 |
大阪大学消化器内科学 林 義人(助教) 連絡先電話番号:大阪大学消化器内科学(06-6879-3621) |


