大阪大学 消化器内科学 自主臨床研究

 
研究課題 未分化混在型胃癌の特徴に関する検討
実施期間 2018年3月31日まで
研究機関 大阪大学 消化器内科学
主任研究者 竹原 徹郎(大阪大学消化器内科学・教授)
研究目的 未分化混在癌の特徴を純分化型癌と比較検討を行い、その特徴と治療成績を明らかにし、未分化混在型胃癌の治療方針について検討します。
対象 2010年1月から2015年10月に当院で内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)を行った胃腫瘍の中で純未分化型癌および腺腫などの良性病変を除いた未分化混在癌26例、純分化型癌411例を対象としました。
研究方法 未分化混在癌は切除後の病理にて未分化成分と分化型成分が混在するもので、純分化型癌は切除後の病理にて分化型成分のみを認めるものと定義し、未分化混在癌と純分型癌の2群に分けて比較、検討します。
 
①患者・病変背景
 病変識別可能コード、年齢、性別、病変サイズ、深達度、部位、肉眼型、組織型、潰瘍の有無、追加治療の有無と内容
②評価項目
 内視鏡下観察所見、病理組織学的評価、予後解析
③評価方法
 2群間の患者背景については統計ソフトのJMPを用いてピアソンχ2検定およびマンホイットニーU検定を用いて比較検討し、脈管侵襲については傾向スコアを用いて1:1マッチングを行い検討します。
プライバシーの
保護
プライバシー確保のため、患者さんが特定できないようにデータを処理した上で研究解析を行います。また、研究結果を公表する際には、患者さん個人が特定されることはありません。ご自身のデータを使ってほしくないとお考えの場合は、2017年8月31日までに下記にご連絡ください。
本研究に関する
問い合わせ先
大阪大学消化器内科学 林 義人(助教)
連絡先電話番号:大阪大学消化器内科学(06-6879-3621)