大阪大学 消化器内科学 自主臨床研究

 
研究課題 浸水下大腸内視鏡的粘膜下層剥離術の安全性と有効性
実施期間 2018年12月31日まで
研究機関 大阪大学 消化器内科学
大阪国際がんセンター 消化管内科
主任研究者 竹原 徹郎(大阪大学消化器内科学・教授)
研究目的 当院では、大腸内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)の適応と診断された大腸上皮性腫瘍に対する治療として浸水下ESDを行っています。本研究の目的は、浸水下ESDを施行した患者さんに対して後ろ向きに検討を行い、安全性と有効性を明らかにすることです。
対象 大阪大学医学部附属病院または大阪府立成人病センター(現大阪国際がんセンター)にて2015年10月~2017年3月の期間に大腸上皮性腫瘍と診断され、内視鏡治療が施行された症例のうち、浸水下大腸ESDが施行された患者さんを対象とします。合計50人(各施設25人)程度の患者さんです。
研究方法 電子カルテより、IDや生年月日など個人を特定できる項目を除いて収集します。患者さんの情報(年齢、性別、基礎疾患、抗血栓剤内服の有無)と、治療した病変の情報(部位、大きさ、肉眼型、組織型、深達度、線維化の程度)、治療成績(標本サイズ、治療時間、一括切除かどうか、治癒切除かどうか、偶発症)について情報を収集し、検討します。
プライバシーの
保護
プライバシー確保のため、患者さんが特定できないようにデータを処理した上で研究解析を行います。また、研究結果を公表する際には、患者さん個人が特定されることはありません。ご自身のデータを使ってほしくないとお考えの場合は、2017年6月31日までに下記にご連絡ください。
本研究に関する
問い合わせ先
大阪大学消化器内科学 林 義人(助教)
連絡先電話番号:大阪大学消化器内科学(06-6879-3621)