大阪大学 消化器内科学教室より、『消化器疾患治療マニュアル（改訂2版）』を出版いたしました。

　2007年に『消化器疾患治療マニュアル（初版）』を出版して以来、消化器疾患全般にわたって、エビデンスに基づいた 診断・治療を的確に行うために必要な最新の情報をコンパクトにまとめた書籍として、研修医をはじめ専門医の先生方まで好評をもって迎えて頂くことができました。
　最近、このマニュアルを使って研修し専門医を取得された世代の先生方から本書の第2版を出版して欲しいとの意見を多くお聞きするようになりました。もちろん 消化器疾患診療は日進月歩であり、初版出版以来最新の情報をコンパクトにというコンセプトからは改訂すべき箇所が多く出てきているのですが、同時にその新しい マニュアルをぜひ若い研修医の先生方に勧め、指導に役立てたいとの要望です。
　本書は、研修医、臨床医の皆さんを対象に、EBMを基礎にして現時点において最善と考えられる治療法やUp to dateな治療法を紹介し概説したマニュアル書です。複雑な病態や病因については省略し、患者説明や診断、治療を進めるうえで必要な情報にポイントを絞って、「どういう疾患か」「治療に必要な検査と診断」「EBMに基づく治療の実際」「治療 Up to date」という項目にそって簡潔にまとめています。臨床の現場ですぐに活用できると思いますので､是非ご一読ください｡

出版社HPからも御購入頂けます。
詳しくは下記HPを御参照下さい。
http://www.kinpodo-pub.co.jp/shosai/e1509-1560-9.html